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お座敷列車「やすらぎ」について

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お座敷列車「やすらぎ」
撮影:げんぞ〜(2001年1月・熊谷駅にて)
1986年(昭和61年)に登場したお座敷列車。1970年(昭和45年)に登場した団体臨時列車用の12系客車を改造したものです。
編成は6両編成で、各車両には埼玉・群馬県内を流れる川の名前(1号車から順に「碓氷」「渡良瀬」「利根」「吾妻」「荒川」「神流」)がつけられています。当然車内は基本的に畳敷きで、掘りゴタツ形式の6人用座卓が並んでおり(全面フラットな畳敷きとすることも可能)、温泉旅館の宴会場を細長くしたといった雰囲気です。なお、両端の車両には洋風の展望席が備わっているほか、中間車にも小ぶりな洋室が用意されていて打ち合わせや気分転換などに利用可能となっていました。
所属は高崎運転所(高タカ)ですが、2001年(平成13年)3月に新前橋電車区(高シマ)に新型お座敷列車「せせらぎ」が配備されるため、これと入れ替わりとなる形で引退することとなり、運用最終日となる2001年(平成13年)3月31日には高崎〜水上で蒸気機関車牽引によるさよなら列車が運転されて有終の美を飾っています。

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